龍虎同盟のトラの投稿です
好きな変化球はシンカーです
今日紹介するOB選手は
元打撃コーチ 浜ちゃんこと浜中治選手です
阪神ファンが待ち望んだ和製大砲
18年ぶりのセリーグ優勝で阪神ファンが歓喜に沸いた2003年
開幕4番に座ったのは高卒7年目の浜中治
当時24歳の右の大砲に多くの阪神ファンが夢を見た
実際に2001年から野球に興味を持った当時9歳の僕は
親に浜中のユニを買ってくれとねだった（同郷なのもあるが笑）
02年にHRを18本放った浜中は本当に阪神ファンのヒーローだった
そんな浜中治選手を紹介します
プロ入りからレギュラーまでの道のり
96年のドラフト会議で高校通算51HRの記録を引っさげドラフト3位で阪神に入団
入団会見では「甲子園で場外HRを打ちたい」と発言し場を沸かせた
1年目から2軍で4番の英才教育を受けて、1軍でも掛布さん以来の高卒新人スタメンを果たす
4年目まではなんやかんや1軍2軍を行き来するも、ほぼ2軍で育成し
5年目の01年に育成が身を結び108安打、13本塁打の成績を残す
この時ちょうど私はファンになる←
6年目も順調に110安打、18本塁打の成績を残していよいよ本物か？とウキウキな僕
あとは確実性を付ければ10年は安泰だと親父も言ってました。。。
掴んだ4番と待ち受けた悲劇
そして迎えた03年、開幕4番を掴んだ浜中は打ちに打った
5月中に10本塁打に到達し打点も荒稼ぎ！
チームも波に乗り首位を快走とどれほど楽しかったか
ただ、広島戦での牽制球で肩を負傷、無理をして出続けた巨人戦でついには右肩を脱臼
オールスターも辞退して手術を受け後半戦を棒に振ることに
この後キャリアを通してこの怪我が浜中に付き纏うことになる、、、
04年も同じ箇所を痛め17試合の出場でリハビリ生活
05年の交流戦で復帰し後半戦は戦力として自身２度目の優勝を経験した
キャリアハイと阪神からの移籍
迎えた06年、開幕戦こそベンチスタートも6番でのスタメンで主に出場
打率．435 10本塁打 22打点の好成績で3，4月の月間MVPを獲得
久々に1年を通しての活躍を見せキャリアハイとなる139試合に出場
打率．302 20本塁打 75打点の成績を残した
（ちなみに阪神の右の生え抜きは浜中以来３割がないはず、、、何してんねん）
07年も不調と故障が重なり1軍と2軍を行き来、その間に林や桜井が台頭した
そのオフに左腕吉野とともに衝撃のオリックスへトレード
その時の相手はその後にマートンと驚異の1,2番（．３５０が2人並ぶとか鬼畜）を組む
平野恵一と阿部健太
こうしてタイガースファンが期待に胸を踊らせた大砲 浜中治は阪神を去っていった
この時は正直ファンを辞めようかと思ったほど
引退と指導者としての阪神復帰
その後08年は復活の兆しを見せるも、肩の影響もありDHか1塁手として
外国人との競争に勝つことができず、2年で戦力外通告を受けてしまう
10年にヤクルトに入団したが、活躍を見せることなく1年で戦力外を受けてしまい
そのオフに「限界を感じた」と引退を表明した
通算成績744試合 ．268 580安打 85本塁打 311打点
阪神ファンが夢見た未完の大器は怪我に苦しみユニフォームを脱いだ
その後は関西人お馴染みの「おは朝」「熱血！タイガース党」に出たり
神戸マラソンをフルで走ったりと面白アスリートになっていた笑
そんな中、15年に打撃コーチとして阪神タイガースに復帰
このニュースに涙した阪神ファンもきっといたはず
19年までコーチを務め、金本や矢野、片岡と03年05年の優勝メンバーとベンチで肩を並べていた
正直現役選手よりあのメンバーは華がありましたね、、、（笑）
貧打の責任を取る形でコーチは辞任されています
なんだかんだで若い時から第一線で活躍していたのでなんとまだ42歳
もう一度解説者として外から野球を見て、もう一度阪神に帰ってきて欲しい
今度は浜ちゃんが育てた右の大砲で阪神ファンは夢が見たい！！
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