龍虎同盟のトラの投稿です
阪神ファンになってはや20年
当時のエースは井川慶選手でした
今日はその井川選手にも重なる
髙橋遥人選手について書きます
圧巻だった今季初登板
怪我や調整遅れで今季の初登板は2020年8月6日 巨人戦
この日の投球はまさに圧巻で開幕から髙橋がいれば、、、
と思った阪神ファンは多かったはず
タイガースが苦しんでいたジャイアンツ相手に
7回被安打3の11奪三振の快投
元URL:https://www.youtube.com/watch?v=WFhOwJnliy8
特に3回までに7個の三振を奪い2回から4回まで5者連続三振も
直球のノビとスピード、変化球のキレと申し分なく
甲子園に集まったファン達をめちゃくちゃ沸かせた
ちなみにこの日は野手の増田がマウンドに上がり
色々と注目を集めた試合でもあった
今季の成績と入団からの軌跡
初登板を白星で飾ったがなかなか勝ちに恵まれず
今季の成績は11試合5勝4敗防御率2.28
特に大崩れしたなと思う様な試合は少なく安定して試合は作っているのに
何故か勝ち星に恵まれない印象が強い
安定して試合を作る指標のQS(クォリティスタート)率は81%
初登板から4試合連続でHQS(ハイクォリティスタート)
タイガースの先発陣でも屈指の安定感を残している
※QS:先発し6回以上を投げ3失点以内で抑えるという指標
※HQS:先発し7回以上を投げ2失点以内に抑えるという指標
1年目の2018年は6試合2勝3敗 防御率3.63
2年目の2019年は19試合3勝9敗 防御率3.78
勝ちに恵まれないが試合は作るというイメージで負けが先行しているのは事実
しかし今季は防御率の改善、勝ち越しと成長が見て取れる
プロ初完投も今季達成して見せた(ちなみにこれも巨人戦)
元URL:https://www.youtube.com/watch?v=JG78UFiEDmQ
3年目で感じる圧倒的成長
3年目の今季に髙橋には成長を感じる指標が2つある
1つ目はK/BB(Strikeout to Walk ratio)
簡単にいうと奪三振と与四球の比率を表し制球力の指標となる
この指標は3.5を超えると優秀と言われており今季の髙橋は現在4.18
1年目からの推移は1.93→3.29→4.18
奪三振率は19年の方が高いので無駄な四球を減らせているのが見て取れる
ちなみに規程到達者では中日大野が6.85 巨人菅野が5.26 阪神西が4.28
そうそうたる面子と同じレベルで指標を残している
2つ目の指標はWHIP(Walks plus Hits per Inning Pitched)
こちらは1投球回あたりに何人平均で走者を出すかの指標
この指標は賛否両論があるが補足的に紹介します
こちらは2020年の現時点で1.11の数字を残している
1年目からの推移は1.38→1.40→1.11
やはり無駄な四球を減らすことができており、これは制球力の改善が大きいのでは
ちなみにこちらも規程到達者では中日大野 0.83 巨人菅野0.90 阪神西0.94
エースを呼ばれるにはこの数字を目指して欲しい
ちなみにパリーグでトップクラスの山本由伸選手がK/BB 4.03 WHIP0.94
髙橋遥人も高いレベルにいるのは間違いない
受け継がれた左腕エースの系譜
髙橋が背負う29の番号は03年、05年に阪神を優勝に導いた井川と同じ
個人的な印象にはなるが2000年以降阪神が強い時代には左腕のエースがいた
2000年には先ほども紹介した 井川慶
2010年前後には昨日退団が濃厚となった 能見篤史
ストレートと変化球で三振を取る投球はこの2人に重なる
今心配なのは入団時から懸念されている左肩の状態
今季も左肩のコンディション不良で出遅れていることもあり
左肩の状態には1番気を遣って欲しい
できれば中5日はそんなにして欲しくないが先発事情も苦しいところ
左腕先発が少ない事情もあるので髙橋にフル稼働を強いている
もうすぐシーズンも終わるがケアをしっかりして阪神を背負うエースになって欲しい
来年以降は開幕から左腕エースとして躍動し、18年ぶりの優勝を阪神に!!!
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