夢のメジャーリーグ、そして帰国
2005年 夢のメジャーデビューを果たしたノリさん
しかしそこはパワー野球最盛期のMLB
特に一塁、三塁の圧倒的打撃力が求められる場でアジア人には高い壁が、、、
2005年オフにノリさんは日本球界への復帰を表明する
所属チームに選んだのは古巣近鉄と合併したオリックスバッファローズ
このタイミングで清原和博もオリックスに移籍しており
ノリさんとの共演に注目が集まった
ただ、この年はとにかく怪我に悩まされたノリさん
なかなか1年を通した活躍ができずオフには球団から大減俸の提示を受けた
この契約交渉が揉めに揉めた、、、
何度も球団と話し合いの席についたノリさんだがいよいよ折り合いがつかず
なんとオリックスを1年で戦力外扱いになり退団してしまう、、、
ノリさんに差し伸べられた救いの手、日本一
2月のキャンプインで所属する球団が無くなったノリさん
自主練習を続ける中で手を差し伸べたのが、、、ドラゴンズ落合博満監督
入団テストで育成契約を見事に掴み、オープン戦で結果を残すと
開幕前に支配下契約を勝ち取る、その結果開幕戦から公式戦出場
ちなみにこの年は年俸600万ながら獅子奮迅の大活躍を見せ日本一に貢献
打率.293 20本塁打 79打点の成績を残しオリンピック予選の代表に選出
日本シリーズでMVPを獲得して流した涙が苦労を物語っていた
オフの契約更改では「契約してくれるだけでもありがたい。額を見ずに判を押すつもりだった」
と俗に言う白いノリさんが満面の笑顔で会見を行った
2度目のFA権獲得、新天地へ
中日ドラゴンズ2年目を迎えた08年、ノリさんは自身2度目のFA権を獲得
「そんなことよりも来年契約してくれるだろうか、そのことが心配です」
このインタビューでこう応え、多くの竜党を安心させた
シーズンでは打率.274 24本塁打 72打点の好成績を残し2年連続のGG賞を獲得している
さらには通算9本目のサヨナラHRを放ち、歴代3位になっている
この時抜いたのはあの王貞治さんと若松勉さん、ちなみに1位は清原和博
そんな中、「他球団の評価を聞いてみたい」と移籍する人の常套句でFA宣言
そして交渉の結果、東北楽天ゴールデンイーグルスへFA移籍
楽天の初代FA獲得選手となった
実はこの移籍、グラブ捌き・ハンドリングは上手いが範囲が狭いので3塁手失格だと落合監督に言われたことがキッカケでは?と噂があるが真相はノリさん以外わからない、、、
パリーグへの復帰、そして2度目の戦力外通告
FA選手として活躍を期待されて東北の地に降り立ったノリさん
野村監督もノリさんには期待を込めてクリーンナップで起用する
しかし持病の腰痛や度重なる怪我で8月に登録を抹消され2軍へ
野村監督最終年で初のCSに挑んだチームに貢献できず1年目を終えた
この年は打率.221 2本塁打 26打点 とファンの期待も裏切ってしまった
楽天2年目は新監督ブラウンの元で戦うことに(カープでベースを投げまくってたあの人です)
チームの不振もあり一時は4番を打つなど規定打席にも到達したが、、、
若手の多いチームにいて王様の様な振る舞いをしていたとかいないとか
素行の悪さ?が週刊誌に載ってしまい規程到達にも関わらず戦力外通告を受けた
この年の楽天は最下位で貧打に悩んでいたにも関わらず、、、
ちなみにこの年は打率.266 13本塁打 64打点と成績を残していた
2度目の戦力外通告を受けたノリさん
トライアウトは受けず他球団から声がかかるのを待ち続ける事になる
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