龍虎同盟の起こり
時は2019年9月30日、甲子園の地にて
4回裏ノーアウト、ここまで、中日先発大野に完全に抑えられている阪神
打席は新人王候補の近本
打った打球は高く跳ねてファースト後方、ジャンプ一番堂上がキャッチ
ファーストベースを踏んでワンナウト
ここで球場全体が異様な雰囲気に・・・
球場全体がマウンド周辺に注目し、徐々にざわめき立つ・・・
先発大野が、マウンドに近づく阿波野コーチにボールを渡した瞬間
\球場全体がスタンディングオベーション/
この年、中日大野は最優秀防御率のタイトルを獲得し
大野降板後に試合に勝った阪神はペナント終盤の軌跡の逆転CS出場を勝ち取った
これにて龍虎同盟成立なり
龍虎同盟までの軌跡
遡ること2011年ペナントレース最終盤
龍虎同盟は以下のような状況からファンの間で自然発生した
『巨人とのCS進出を争っていた阪神が、中日との優勝争い中だったヤクルトを叩き、逆に中日が巨人を抑え、阪神のCS進出を手助けするという同盟。結果は阪神が約束通りヤクルトに勝ち越したことで中日は優勝。しかし中日は巨人に負け越し、巨人のCS進出が確定した。さらに同盟を反故にされた阪神は中日に負け越し、4位で終戦。』(なんJ用語集 Wiki抜粋)
実はこの時の中日が巨人に負け越した3連戦の初戦の負け投手は新人大野だったりする因果
このように、まことしやかに龍虎同盟が囁かれ始めたのは10年ほど前からであるが なかなかに両チームが思い通りにいく形で同盟が成立することはなかった
(大体の場合、阪神のほうが同盟を反故にされること多々)
しかし、諦めない形で願いは叶い
10年の時を経て、ようやく龍虎同盟が成立することとなった。
龍虎同盟が目指すもの
歓声、拍手、ヤジ、悲鳴
歌って踊って勝利を分かち合う
負けが確定した瞬間テレビを消す
応援の形は様々あるけれど
龍虎同盟が目指す応援の形はWin-Win
龍虎同盟が成立した時のように、両球団ファンをお互いのチームを称え合いエールを贈る
明らかに利害が一致したときに自然に芽生えたこのWin-Winの気持ち
特殊な状況ではない普段の試合でも考え方ひとつで生み出せるのではないか?と思い立ったのが当サイト設立のきっかけである。
『なんでこんな場面で打つねんクソがっ!!』
ではなく→『一球で甘い球を仕留めるこの集中力すごいな』
『甘い球めっちゃあるのになんで打ち崩せへんねん!!』
からの→『よく見ると調子の悪い中狙い玉を絞らせない配球がすごいな』
自分の贔屓が思い通りにいかないとついつい苛立ってストレスを貯めてしまいがちになる野球観戦
それでも相手のチームの立場に立つと見えてくる素晴らしいプレーの数々
思い通りにいけばWin
いかなくても相手の素晴らしいプレーを感じ取れたらWin
ただ単に応援しているよりも2倍のWinが感じられ、幸せになる気持ちも2倍といいことだらけ
相手チームの選手のいいところを見つけられたら興味が湧きやすくなり
直接対戦していなくても活躍を目にすると
『あの時のプレーが自身になって今の活躍がある。うちが育てたも同然のご自慢や!』
『〇〇が抑えたおかげで知らんところでゲーム差が縮まってる!あの時自信を与えておいてよかった!』
などなど至るところで繋がりを感じてWin-Winの気持ちを勝ち取れるはず
龍虎同盟を結ぶことで、阪神ファンは中日の選手を、中日ファンは阪神の選手を意識的に確認するようになり、気づいたら『あれ?中日(阪神)の選手のことめっちゃ知ってる』となり
最終的には阪神と中日両方のファンがめっちゃ増えてる!!ってなったりして。。
このように、龍虎同盟は、ファンにWin-Winの気持ちをもたらすことを目指している
同盟に入るメリット
・幸せは2倍、悔しさは半分
贔屓が勝ち、同盟チームが勝つことで幸せは2倍
贔屓が負けても同盟チームが勝っていれば悔しさは半分
お互いのチームの良いところ、見たいところが増えることで野球観戦の楽しみを存分に味わえ る
・ご自慢やうちが育てたをいっぱい言える
打たれた抑えられたの気持ちを紛らわすために用いるご自慢やうちが育てた
目立つ選手だけに用いるのではなく、意識的に同盟チームの選手を見ていくことで、いろんな選手に使える
同盟チームの選手が活躍することは贔屓チームの選手が活躍することも同然
これほど有意義な野球観戦の仕方はない
・2倍野球に詳しくなれる
今までほとんど1球団の選手にしか注目していなかったとしても、同盟チームを見つけることで2倍の選手を知ることができる。自分が知らなかった選手の特徴、成績、チームでのポジション等、同盟先を知ることで2倍野球に触れることができるため、2倍野球に詳しくなれる
龍虎同盟に入ろう!!
なぜ野球観戦をするのか?
贔屓が勝った時に気持ちよく朝を迎えられるから!!
ならば、その気持ちを2倍感じられる龍虎同盟に入りましょう!!
ちょっとでもこの考え方に共感できた方は、もう龍虎同盟の盃を酌み交わしています
興味があればぜひぜひコメントください
また、うちにはこんな選手がいるんだ!という推しを教えていただけたり
情報交換ができればとても嬉しいです
龍虎同盟に入って、ぜひWin-Winになるよう語り合いましょう!!!
コメント