龍が育てたジェリー・サンズ

龍虎同盟ドラの投稿です。好きな中日選手は英智

トラウマを植え付けられた３連戦

まさかこれほどまでとは。。
２０２０年８月２７日（木）
６回裏に柳からとどめの一撃を放った瞬間に素直にすごい打者だなと感じた

借金１で迎えた甲子園３連戦、そろそろ一試合ぐらいは勝てるはずと踏んで挑んだはずが
あれよあれよと２連敗。上空高く舞い上がる一打を眺めてこれはお手上げ
リーグ最強格の打者へと育てた実感が湧いた

今年はもう甲子園で勝てないのではないか？そんなトラウマを植え付けられる３連戦の立役者のひとりは間違いなく
前年韓国打点王ジェリー・サンズ

２０２０年２月某日
我々龍虎同盟は一路沖縄へ、目的はもちろんプロ野球春季キャンプ

今年の仕上がりはどんなかなぁと思い向かった宜野座キャンプにて行われていたフリーバッティング

『めちゃめちゃ飛ばして調子良さそう』
『さっきから誰が打ってんねやろ？？』

と思い見かけた、福留、糸井、ボーア
弾道低めでまだまだ調子上がらなそうだなと思ったマルテ

サンズ、、、いたかな？ってレベルで印象に残らならなかった。。。

前年度韓国打点王という触れ込みで、中日ファンも注目イ・ジョンフの所属キウム・ヒーローズから移籍してきたジェリー・サンズ
韓国リーグで活躍した阪神選手といえば、昨年移籍してきたロサry）

正直な話、ボーアが一番目立っていて、あと何人とんねんってぐらい取ってきた今年の阪神の外国人選手はきちんと覚えていなかった。。反省。

そんなサンズも今年のプロ野球開幕当初は出遅れ
初めてテレビで見たのは６月２７日横浜戦
４打席とも全くあっておらず、迎えた最終回対ヤマヤス
ピンチとはいえ２アウトだからまぁ終わりかと見ていた瞬間

復活の一撃はレフトスタンドへ

この時はまだあたったらすごい程度にしか思っていなかったが
あれよあれよと出遅れを物ともせず積み上げた打点

勝負強いバッティングでボーアを押しのけ大山を押しのけ
気づけばリーグでも屈指の打者に成長していた

ソーシャルディスタンスが囁かれる中生まれたホームランパフォーマンスは
誰が呼んだか『ハッピーハンズ』
商品化もされているようである。。。

ボール球に手を出さずストライクゾーンにきっちり合わせて力強い打球を放つバッティング
広角にヒットゾーンへ打ち分ける技術はまさにコンパクトのお手本

浮いてきた甘いコースをきっちり打ち返す素直なバッティングはシンプルに驚異
しかしながら、やはりきっちりインコースを意識させられる時はアウトコースのボール球への対処は難しいようで、空振りゾーンではある

今後各チームスコアラーが情報を溜めたときに見つかる弱点に対応できるか

ドラゴンズでいうと、インコースのシュートとアウトコースのボールの出し入れで勝負する吉見との対戦が待ち遠しい
老獪な日本の配球に対応した時、彼はさらなる成長を遂げるだろう